K's blog

中国生活、人事、家事・育児、プログラミング、読書記録 など

おすすめ本

【本】私とは何か【読書メモ】

『マチネの終わりに』『ある男』などの小説でも有名な 平野啓一郎 さんの『私とは何か』。 たった一つの「本当の自分」など存在しない。 裏返して言うならば、対人関係ごとに見せる複数の顔が、 すべて「本当の自分」である。 「個人」の代替として「分人」…

【本】表現の技術【読書メモ】

高崎卓馬さんの「表現の技術」。 全体として何を言いたいのか。 どんなミッションを達成すべきなのか。 ミッションの発見が表現の質の8割くらいを左右する。 それがどんな人にどんな風に作用するのかを想像する。 広告、ドラマ、小説などの「表現」について…

【本】自分の仕事をつくる【読書メモ】

西村佳哲さんの「自分の仕事をつくる」。 (ワークショップは)ただ主体的な人々が集まれば 自然にうまく運営されるかというと、決してそうではない。 程よくファシリテイトする存在が欠かせない。 良いミーティングやものづくりの現場には、 必ずこの役割を…

【本】幸せのメカニズム【読書メモ】

タイトルの通り「幸せ」を科学的に解説した一冊。 アンケート結果をコンピューターにかけ、因子分析を行いました。 その結果、(幸せの)四つの因子が求まりました。 他の幸せ本のようにスピリチュアルな要素はなく、 サーベイを元に科学的に分析しているの…

【本】海馬【読書メモ】

脳科学者 池谷裕二さんと 糸井重里さんの対談本。 少なくとも脳の大切な機能のうちのいくつかは、 30歳を超えてからの方が活発になることがわかっています。 学生時代に読んで、早く歳をとりたい、と思わされた一冊。 350ページぐらいの文庫本です。

【本】評価と贈与の経済学【読書メモ】

内田樹さんと 岡田斗司夫さんの対談本。 特に刺さったのは "格差" についての以下の考察。 確かに普段働いている中でも、 自分から積極的に情報発信する人には逆に情報が集まるし 自分の人脈を他人に提供する人は逆にどんどん人脈が広がるし 他人のことを良…