K's blog

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【就活生向け】大企業人事のやりがい

大企業の人事として10年間働いた中で感じた「大企業人事のやりがい」をまとめます。

1.経営の想いを実現する一翼を担える

人事の仕事は、風土づくりや人事制度を通じて、経営の想いを実現できる組織・人材を作ることです。そのため、経営が考えていることを常に把握し、さまざまな施策を通じてそれを実現することが求められます。特に大企業の場合、特に若手のうちは経営層と接する機会は多くありませんが、人事は仕事柄、若いうちから経営層の思いに触れる機会が多くあります。経営の想いを実現する一翼を担っているという感覚は、人事のやりがいの一つです。

2.従業員の困りごとを解決できる

人事の仕事のもう一面は、従業員の困りごとを解決し、働きやすい環境を整えることです。仕事と家庭の両立に困っている従業員が多ければ両立制度を新設したり、コロナが流行れば在宅勤務制度を導入したり。また、多岐にわたる人事制度を熟知した上で、現場の従業員の困りごとを解決するための制度適用の提案をするような場面もあります。制度の設計や運用を通じて、従業員の困りごとを解決し、感謝の言葉をもらえることは人事のやりがいの一つです。

3.専門的な知見を身につけられる

人事の仕事をする中で、多くの専門的家と接します。例えば、安全衛生関係では産業医の先生、労務関係では弁護士や社会保険労務士など。また、専門家に相談する前にインターネットや専門書で日々調査や勉強も必要です。こうした取り組みを通じて専門的な知見を学べることは知的好奇心が刺激され、やりがいを感じます。

 

4.日本の産業界に影響を与えられる

大企業の人事で仕事をしていると、新しく導入した制度がニュースで取り上げられたり、他社や役所からヒアリングを受けるような機会があります。特に先進的な制度を導入した場合には、自社の取り組みがきっかけで、他社にも同様の制度が導入されるようなこともあります。自社や自部署の取り組みが国や他社の取り組みにも影響を与えていると実感できることは、大企業人事のやりがいの一つです。