【大企業のメリット(10)】失敗するかもしれないチャレンジがしやすい【チャレンジ編】
大企業メーカーの人事として10年勤めた後、
社員70名ちょっとのコンサルに転職。
今だから思う、大企業に勤めるメリットを考えてみる。
大企業に勤めるメリット(10)
チャレンジ編
一般的な大企業のイメージは
裁量権が少なく、若くして大きなチャレンジをする機会が少ない
というものかもしれない。
確かに、業務が細分化されているため
大きなチャレンジをしようと思うと関係者も多く、
ある程度上のポジションについていないと
関係者の調整に多くの時間を割くことのなる。
一方、自分の担当範囲の中で新しい試みをしたいと思った場合は
上司の了解さえもらえれば比較的簡単にチャレンジができる。
例えば、自分の担当している仕事にRPAを導入したり、
保有しているデータを活用して機械学習でモデルを作ってみたり、
新しいシステムを導入したり。
社外の専門家の助けを借りようと思うと
数十万円〜数百万円の費用がかかることもあるが、
理解のある上司であればかなり簡単に稟議が通ることもある。
上司の中には
「費用対効果が確実に見込めるものでないとダメ」という方もいれば
「失敗しても知見が蓄積できればお金を出す価値がある」という
意識の方もいる。
上司から信用を得てさえいれば、
失敗するかもしてないチャレンジに
お金を投じてもらえる可能性が高いことは
大企業ならではのメリットだと感じる。