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【大企業のメリット(7)】優秀な上司・先輩が多い【上司・先輩編】

大企業メーカーの人事として10年勤めた後、

社員70名ちょっとのコンサルに転職。

今だから思う、大企業に勤めるメリットを考えてみる。

 

大企業に勤めるメリット(7)

上司・先輩編

大企業に勤めていると、優秀な上司・先輩が多いと感じる。

 

入社の段階である程度は地頭のいい人が選ばれ、

入社後もOJT、Off-JTを通じてスキルを向上させ、

海外赴任などを通じて度胸と胆力も身につける。

そういった環境で過ごしていれば

優秀な人が多くいても不思議ではない。

 

しかし、大企業の特徴としては、

上記に加えて後輩指導や部下育成が

強く求められる点だと感じる。

 

単に「優秀な人」はどんな会社にも一定数いるだろう。

しかし、その人たちが自分のノウハウを

自分で囲い込み他の人に共有しなければ

部下や後輩の育成には繋がらない。

しかし、部下・後輩育成が強く求められる場合、

優秀な上司や先輩はそのノウハウを言語化し、

部下・後輩を育成しないといけない。

 

多くの大企業では

評価制度上こうした部下・後輩育成が

評価されるようになっており、

そうしたノウハウ共有を行うインセンティブ

働くようになっている。

 

優秀な上司・先輩が多く、

しかもそのノウハウを使って

育成をしてもらえる大企業の環境は

特に新卒入社の方達には魅力的な環境と言えるかもしれない。