【蘇州観光】東洋のベニスを体感 平江路【おすすめ】
駐在員として蘇州で暮らしていた期間、
家族や友人、同僚など多くの人が中国蘇州を訪れてくれました。
色々と案内した中でも特に人気の高かった場所を
ご紹介していきたいと思います。
今回は 東洋のベニス を体感できる街並み
「平江路」（ピンチャンルウ）です。
平江路とは？
蘇州はその昔「東洋のベニス」と呼ばれていた時代もあったほど
水路や運河が発達している都市です。
運河が四方八方につながって、そこを舟が走る。
そんな蘇州の風情を味わうには平江路がおすすめです。
加えて、平江路の石畳の道には
茶器・蘇州刺繍・シルク・扇子などの伝統工芸品や
中国茶・紅茶・点心・バーなどの飲食店などが並び、
蘇州の魅力をギュッと一箇所に凝縮したような場所です。
獅子林 → 拙政園 → 平江路 という黄金ルートは
幾度となく回りましたが、
「平江路が一番好き」という方も少なくありませんでした。
アクセス
平江路 は世界遺産である 拙政園 や 獅子林 から近く、
観光ルートにも組み入れやすい場所にあります。
拙政園からであれば、徒歩5分ほどで
平江路の北口につくことができます。
© OpenStreetMap contributors OpenStreetMap
おすすめ観光ルート
おすすめは
朝一番に 拙政園 と 獅子林 を回り、
そのまま歩いて平江路を北から南に歩くルート。
拙政園 や 獅子林 よりは知名度の落ちる平江路ですが、
最近は人気が出てきて昼を過ぎるとかなり混みます。
拙政園・獅子林と合わせて、午前中に回るのがおすすめです。
例えば、観光ルートのイメージは
6:30 起床
7:00 ホテルで軽めの朝食
7:30 タクシーでホテルを出発
8:00〜9:30 獅子林観光
徒歩で拙政園へ
9:30〜10:30 拙政園観光
徒歩で平江路へ
10:30〜11:30 平江路観光
11:30〜 昼ごはん
こんな感じがおすすめです。
平江路自体は1.5km程度なので、
茶器屋さんや刺繍屋さんを覗いて回っても
1時間少し見ておけばOKです。
おすすめの昼ごはん
「午前中に平江路を回った場合」に限りますが、
是非 行ってみていただきたいお店があります。
それが蘇州麺の有名店「同得興」の 十全街店。
（中国語でも 同得興 もしくは 同得兴 と書きます。）
平江路の南口からタクシーで10分弱、
費用としても10元程で着く場所にあります。
何がおすすめかというと、一つはその味。
豚肉の出汁が出てコクがあるのにスッキリしたスープと
硬めの細麺の相性が抜群です。
すごく優しい味なので、日本人の口にもバッチリです。
（私がこのお店に連れて行った日本人に関しては、
口に合わなかった人は一人もいません。）
もう一つが注文の仕組みです。
このお店は外国人にも安心の「紙」での注文なので、
早口でまくし立てられて好きなものが頼めない
なんてことはありません。
中国初心者にも比較的チャレンジしやすいお店だと思います。
ただし、1点気をつけなければいけないのは営業時間。
昼ごはん専門のお店なので、営業時間が13時までとなっています。
しかも地元民で大混雑していることが多いので、
12時までにはお店に着いて整理券をもらい、
順番待ちをするのが安心です。
最後に
蘇州には他にも多くの見所があります。
拙政園：世界遺産。中国四大庭園。
記事でも紹介した通り、言わずと知れた蘇州の名所。
留園：蘇州四大庭園。個人的No.1庭園です。
その他にも、
虎丘：東洋の斜塔として有名。
など、挙げ始めるとキリがありません。
さらに、コアなファンの方には
刺繍村：蘇州刺繍の職人の街。その場で刺繍を購入できます。
最高級の上海蟹が1匹800円程度で楽しめます。
控えめに言って、最高です。
なども。本当に本当におすすめです。
上海蟹のおすすめスポットはこちら。
みなさん是非中国蘇州旅に出かけてみてくださいね。
それでは〜！
