K's blog

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【働き方】リモートワーク時代の幕開け【会社はフィクション】

1月半ばに中国武漢で発生が確認され、

今なお収束の兆しが見えない新型コロナの感染拡大。

 

国の緊急事態宣言を受けて

今日本では一気にリモートワークが広がっており、

これまで導入に二の足を踏んでいた大企業でも

超短期間で環境整備を進めています。

 

この大きな変化が働く人のココロに

与える影響を考えてみたいと思います。

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会社はフィクション

会社はフィクション

リモートワークを始めてから、

大袈裟に言うと「会社ってフィクションだ」と

強く感じる様になりました。

 

会社の建物やデスクが目に入らなくなり、

電車で会社に向かう人々を見ることもなくなり、

これまで自分が感じていた「会社と言う存在」は

どこにも存在しないことを強く認識したのです。

 

その結果、2つの心情的な変化がありました。

 

1つ目は「誰のために働くのか」に関する想い、

2つ目は「誰と働くのか」に関する想い です。

 

心情面の変化

誰のために働くのか

家でリモートワークをする中で、

「いったい自分は誰のために働いてるんだろう」

と感じる瞬間があります。

 

会社で仕事をしていた時は

周りの人も仕事をしている環境で

物理的に会社や上司の存在を感じ、

ある意味盲目的に「会社」や「上司」のために

仕事をしていた気がします。

 

しかし、家で仕事をしていると

会社や上司の存在を物理的に感じることはなく

・この仕事に何の意味があるんだろう?

・手段が目的化しているのでは?

・もっとストレートに目的を叶える方法があるのでは?

といった想いがふつふつと湧き上がってきます。

 

結果、たどり着くのは

純粋に「世の中」や「お客様」のために

仕事をしたいという想いです。

 

誰と働くのか

「世の中」や「お客様」のために

仕事をしたいという想いが強くなった結果、

想いを共有する社内外の仲間とのやりとりが

自然と多くなっていきます。

 

会社は効率を重視して組織を構成しますし、

部下からすると上司を選ぶこともできません。

 

また、会社や上司の存在を近くに感じると

どうしても「評価されたい」という思いが

強くなります。

 

リモートワークをしていると

こういった気持ちがだんだん薄らぎ、

会社に決められた組織ではなく、

社内外の思いを共有する仲間と働きたい

自然に感じる様になっていくのを感じます。

 

変化がもたらす影響

コロナの長期化 と ネットワーク環境の整備によって

リモートワークが当たり前の世界がきて

多くの人に心情の変化が起こったら。

 

・人々が仕事を選ぶ基準が変わり

・マネージャーに求められる能力が変わり

・インフォーマルな社員の繋がりが力を持ち

・仕事の進め方や意思決定プロセスが変わり、、、

 

など、様々な変化が起こると思います。

 

この変化をチャンスと捉え、

アウトプットの質を高めていける

企業や組織がこれからの時代を

牽引していくのかもしれません。

 

最後に

以上、リモートワーク時代の幕開け でした。

他の記事もぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

それでは〜!