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【蘇州観光】中国四代刺繍 蘇州刺繍【おすすめ】

駐在員として中国 蘇州で暮らしていた期間、

家族や友人、同僚など多くの人が蘇州を訪れてくれました。

 

観光スポットへの案内に加えて

蘇州の名産品や伝統工芸などを紹介する中で、

特に反応の良かったものをご紹介しようと思います。

 

今回は高級刺繍として日本でも名高い蘇州刺繍です。

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信じ難いほど精巧な蘇州刺繍の作品。

 <目次>


蘇州刺繍とは?

そもそも「蘇州刺繍」とは

広州・四川・湖南と並んで中国4大刺繍の一つに数えられ、

約2500年前の中国春秋時代に起源を持ちます。

 

髪の毛よりも細いシルク100%の糸を使用することで

独特の艶やかさが生まれ、

日本では着物を中心にその名が知られています。

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独特の光沢や陰影が絵画にはない美しさを演出します。

 

蘇州刺繍の特徴 

前述の通り、非常に細いシルク糸で作られることから

表面の凸凹が少なく非常に滑らかな仕上がり

・全て手作業で織られるため仕上がりが直線的にならず、

 独特の光沢を生み出す

などが挙げられます。

 

また、手作業で制作されるため、

ひとつの作品を作るのにかなりの時間を要します。

大きなものだと1年以上の時間がかかるものもあるとか。

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4枚セットの刺繍画。植物の曲線も精巧に表現されています。


 値段はピンキリで、

小さなものであれば20元ぐらいのものから

大きなものになると10万元ぐらいのものまであります。

 

例えば、下の刺繍画は大きさが60cm×60cmで1500元なので

日本円で23000円ぐらい。

日本で購入すると少なくとも2〜3倍はします。

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額の大きさが60cm×60cmで1500元の刺繍画。

 

蘇州刺繍画のおすすめスポット 

別記事で詳細をご紹介していますが、

蘇州刺繍画の工房 兼 問屋街である繍品街

超おすすめです。

 

工房を併設した刺繍問屋が200店近く並んでいて、

各工房のオリジナル刺繍を所狭しと展示しています。

 

街中から少し離れていることもあって、

蘇州に住んでいても知らない人の方が多いのですが、

刺繍画に興味がある方にはおすすめスポットです。

 

繍品街の詳細はこちら 

kazokunikki.hatenablog.com

 

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こんな感じのお店が通りの両側にブワーッと並んでいます。

  

最後に

蘇州には他にも

 碧螺春:日本でも有名な高級緑茶。独特の甘みが美味。

 紫砂壺:蘇州近くの無錫の土を使って作られる茶器

     インテリアとしても最高に可愛いです。

 大閘蟹:日本では上海蟹として知られる蟹

      トロトロの白子が超美味です。

などの名産品や、

 

 拙政園・獅子林:蘇州と言えばココ。超有名な世界遺産の庭園

 平江路東洋のベネチアを体感。蘇州の魅力が詰まってます。

 寒山張継の漢詩「楓橋夜泊」で有名な寺院。

 唯亭蟹市場上海蟹の本場 陽澄湖 にある蟹市場。最高です。

などおすすめスポットがたくさんあります。

 

大閘蟹(上海蟹の記事はこちら  

kazokunikki.hatenablog.com

  

拙政園の記事はこちら 

kazokunikki.hatenablog.com

 

平江路の記事はこちら 

kazokunikki.hatenablog.com

 

留園の記事はこちら  

kazokunikki.hatenablog.com

  

 

 是非中国蘇州旅に出かけてみてください。おすすめですよ。

 

それでは〜!